2011年1月17日月曜日

たのしい真っ暗闇

日曜の夜、ずっと気になっていた「クラヤミノtones」というワークショップに行った。完全な暗闇の中で、集団で簡易ホーミーのような発声をするというもの。今回の会場は蕨のタタミスタジオ。参加者20人弱。

開始前に暗闇で行動するためのレクチャーがあった。そして部屋の照明が消えると一筋の光さえ見えなくなり、アナウンスに従って「唇はuの形のまま口腔をo→e→iと変化させる」という発声を練習してから、ロングセッションに移った(発声しながら暗闇の中を移動することもあるらしいが、今回は移動無し)。

終了後に参加者が感想を述べるのはよくあるけれど、面白かったのは部屋を暗くしたままでそのディスカッションを行ったこと。壁沿いに散っていた参加者が、声だけをたよりに間隔をつめて円になり、暗闇の中でめいめい発言する。それでも混乱することも無く、誰かが面白いことを言うと笑い声も起きる。視覚を奪われ、ほとんど見知らぬ人に囲まれて「笑う」というのは凄いことではないのか?

そういえば僕は、「恐怖を感じたか」という質問に対して「全く感じなかった」と回答した(人によって答えは色々だったけれど)。状況によって暗闇は怖いものになりうるけれど、これは自発的に参加した人々によるワークショップで、暗闇はそのルールの一部だから怖いと思わなかったのだ。安全性に対する信頼や、経験を共有することによる親近感は、暗闇より心理に与える影響が大きいのかもしれない。だから、当たり前のように笑えたのかもしれない。

そこから色々なことを考えた。

2 件のコメント:

  1. ぼくもタタミスタジオにいました。仕事の帰りでちょっと疲れていたのと、タタミスタジオのエアロシステムのコンセプトに目を奪われたことや、クラヤミノ中での一時間半で完全に心が折れてしまい、終了後に由房さんを確認出来ませんでした。情けないです。挨拶できずに申し訳ありませんでした。

    やましん

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  2. こんばんは。コメントありがとうございます。久しぶりなんですよコメントされる方……お客さんにお茶出さなきゃ! お茶!

    実はいらしてることに気づいていたんですが、到着したのが開始直前で、しかも終了後は翌朝早かったこともあって、アンケート回答中のやましんさんに声をかけるのをためらいつつ、すぐに帰ってしまったんです。こちらこそすいませんでした……。

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